TeamViewer (Classic)アプリケーションをゴミ箱にドラッグして削除すると、設定ファイルが残り、TeamViewerの再インストールや今後の使用に支障をきたす可能性があります。

macOS を実行しているデバイスから TeamViewerをアンインストールする正しい方法は、 TeamViewerの環境設定にある組み込みのアンインストールオプションを使用することで す。以下で、この手順を説明します。 

📌注意:  QuickSupportおよびQuickJoinモジュールはインストールなしで実行されるため、こちらの記事の手順は該当しませんことご注意くださいませ。TeamViewerモジュール違いに関しましてはこちらをご覧ください。

この記事では、macOSで作業しているすべてのTeamViewer (Classic)ユーザーに該当する内容を扱っています。

設定からの自動アンインストール

1.  TeamViewer (Classic)アプリを開いて、左上のTeamViewerメニューをクリックした後、環境設定 をクリックします。

2. 詳細タブに移動します。

3.  詳細設定の一番下にあるアンインストールボタンをクリックします。他の設定ファイルも削除する場合は、設定ファイルも削除するのチェックボックスをクリックします。

📌注意:設定ファイルの削除は、トラブルシューティング中に新たに再インストールを行う必要がある場合に特に重要です。

4. アンインストールボタンをクリックします。ポップアップで表示される要求を確認し、処理を開始します。

以上でアンインストールが完了です。 

手動アンインストール

TeamViewer (Classic) をゴミ箱に移動して削除した場合、またはその他の理由で TeamViewer環境設定 のアンインストールツールにアクセスできない場合、アプリとそのすべての設定ファイルを手動で 削除する必要があります。その方法は以下の通りです: 

  1. TeamViewer を終了します(実行中である場合)。
  2. TeamViewerアプリをアプリケーションフォルダからゴミ箱に移動します。
  3. Finderウィンドウを開いて、Library フォルダに移動します (Command+Shift+Hを押します)。 
  4. /Library内のPreferencesフォルダに移動し、com.teamviewerで始まるすべてのファイル(存在する場合)を削除します。ここで管理者パスワードを要求されることがあります。
  5. /Library内のApplication Supportフォルダに移動し、TeamViewerフォルダを削除します。ここで管理者パスワードを要求されることがあります。
  6. /Library 内の LaunchAgents フォルダに移動し、com.teamviewer で始まるファイルを削除します(存在する場合)。ここで管理者パスワードを要求されることがあります。
  7. /Library 内の LaunchDaemons フォルダに移動し、com.teamviewer で始まるすべてのファイルを削除します。ここで管理者パスワードを要求されることがあります。
  8. Finder で (Cmd-Shift-G) を使って ~/Library フォルダにアクセスします。これはユーザーのホームフォルダ内のライブラリフォルダです(先頭の ~/ に注意してください)。
  9. ~/Library 内の Preferences フォルダに移動し、com.teamviewer で始まるファイルをすべて削除します。

📌注意:手作業でステップ 3-9 を実行する代わりに、ターミナルで次のコマンドを実行することもできます:

sudo rm -r "/Library/Application Support/TeamViewer"
sudo rm /Library/Preferences/com.teamviewer.*
sudo rm /Library/LaunchDaemons/com.teamviewer.*
sudo rm /Library/LaunchAgents/com.teamviewer.*
rm ~/Library/Preferences/com.teamviewer.*

10.その後、Macを再起動して、すべてのバックグランド処理が終了していることを確認します。

これで、TeamViewer (Classic)の手動アンインストールは完了です。