管理サービス プロバイダー向けの TeamViewer
管理サービス プロバイダー (MSP)
自社のサービスは顧客の期待に今でも応えているか - 改善点はないか ? これらは管理サービス プロバイダー (MSP) が自らに常に問い続ける質問です。そして、複雑度が増す顧客の IT インフラ、クラウドベース システムにおける課題、コストの圧力、そして人材不足に直面するなかで、いかにして顧客の期待に応えれば良いのでしょうか ?
TeamViewer には、リモート アクセス、リモート コントロール、そして技術サポート機能など、チームが円滑に仕事を行うために必要なすべてのツールが揃っています。問題の原因を素早く特定し、ワールドクラスのサービスを提供することで、ビジネスに優れた競争力をもたらします。
TeamViewer は、リモート IT 管理、強固なセキュリティ体制、技術スキルの効率的なオンボーディングで MSP を支援します
妥協なきインフラの確保
あらゆるクラウドベースのリモート アクセス ソリューションは企業への侵入口を作ります。適切に設定されていないデバイスによるアクセスは、ランサムウェアへの感染やクライアント システムへの侵害を招く可能性があり、ビジネスに危機をもたらします。MSP はクライアントがデバイスを安心・安全に使用するために不可欠の存在で、MSP の評判と利益はまさにその点にかかっています。賢明な顧客が MSP に求めたいのは安心感なのです。
より俊敏、効率的、顧客重視の MSP モデルを TeamViewer で構築
多くのMSP ビジネスのリーダーにとり、その優先事項は競合し、混在しています。一方で、複雑化する顧客ニーズへの対応も期待されています。またその一方では、限られたリソースで多くに対応するプレッシャーにも面しています。
管理サービス プロバイダーや企業向けの受賞歴のあるサポート ソリューションで効率を最大化
MSP の課題
IoT やデータ分析といった新しい取り組みの普及により、組織内で使用される多様なデータはますます膨大になっています。クラウドとオンプレミスで展開される、データ、アプリケーションサービスの管理によって複雑度が高まり、リモートおよびモバイルワークへのシフトがそれに拍車をかけます。
管理すべきことがあまりに多くあります。多岐にわたる技術分野の専門家の育成が必要なだけではありません。増加するサービス要請にも迅速に対応する必要があります。現場訪問に大きく依存する方法を続けていけるでしょうか ?
その間、高価値の顧客はセキュリティ、稼働時間、可用性への高い需要を持ち続けていました。
顧客は MSP に対して、反応と解決時間を最小化するとともに、スマートな判断と行動を期待するでしょう。プレミアムなリモート サポート ソリューションがその実現を支援します。
サイバー攻撃が成功する可能性は高まり、攻撃を受けたときの被害は一段と大きくなっています。IBM の調査では、世界の 2023 年におけるデータ侵害の平均的コストは、445 万ドルにおよび、2020 年より 15％ 増加しています。
エンド ユーザーがデータ侵害発生の可能性に気づいたとき、MSP はどれだけ早く対応できますか ? いかに素早く隔離、バックアップ、リカバリ、修復の手順を実施できるでしょうか ? それらすべてをリモートで行えますか ?
高価値な顧客は高いセキュリティ要件を持ち、イベントログや監査を介した定期的な報告を期待しています。MSP はまた、リスク評価を実施して、接続に使用する IP クライアント デバイスおよびその方法など定義します。このプロセスは徹底的に行うべきものなので、時間を要し、顧客と MSP 間のリレーションシップに遅れをきたします。
ネットワークやシステムのエンジニア、サーバーの保守、経験豊富なヘルプデスク サポートなどは等しく人材が不足しており、特別な費用が生じます。
MSP として、SLA の違反リスクが生じないように人材を確保する必要があります。迅速な従業員のオンボード、既存の従業員の維持とスキルアップを可能にする技術は、人材の効率性向上にも役立ちます。
MSP は、現在の従業員数を最大限に維持できるように、注意深くその状況を観察する必要があります。例えば、技術的な能力不足でリモートワーク環境を提供できなかったり、リモートによるトラブルシューティングに対応できなかったりなど、これでは従業員に見切りを付けられかねません。
サービス レベルや顧客関係に妥協することなく、限られたリソースでより多くをこなすことを強いられます。
TeamViewer が必要なものすべてを提供します
- 完全なリモート コントロール性能：あらゆるデバイスの修理をどこからでも引き受けます
- 統合されたプラットフォーム：すべてのリモート セッションを一つのインターフェイスで管理できるため、大量のサービス リクエストへの対応に最適です
- 無人アクセスとリモート デバイス管理：オフライン中のエンドポイントやデバイスでもプロアクティブに監視し、保守します
- 安全なリモート接続：顧客のセキュリティ体制を維持し、強化します
- AR による支援：顧客サポート、従業員のオンボーディング、スキルアップに
MSP 向けの TeamViewer の使用事例
- 安全なリモート接続
- コスト効率的なリアルタイム サポートの必要性
- 業務の拡大と高価値顧客のオンボーディング
- 分散したデバイス、電源オフのデバイスの保守
- スマートなトレーニングとスキルアップ
MSP は顧客デバイスの安全を維持し、それらデバイスをあらゆる脅威から保護する責任があります。条件付きアクセス機能を使用すると、顧客のインフラを侵害から守ることができ、TeamViewer のような任意のリモートアクセスソリューションをファイアウォール レベルで遮断しながらも、サポートは専用のルーターを介して行うことができます。これは、あらゆる不要なインスタンスをデフォルトで遮断するため、MSP のサポート提供能力に影響を与えることはありません。ルーターはまた、ルールベースのアクセス構成、時間の制約、認証、そして RBAC (ロール ベースのアクセス制御) と同等の機能を有し、イベント ログから得られる包括的なレポートを、顧客へ提供することができます。
さらに、MSP の業務は、管理、ストレージ、そしてエンドカスタマー データのような、顧客の高度な機密情報の交換にしばしば関与します。顧客は、この機密データの適切な取り扱いを求めるでしょう。TeamViewer は、エンドツーエンドの暗号化、2 要素認証、完全な GDPR 準拠による高度なセキュリティ標準を提供します。
TeamViewer のリモート コントロール性能によって、MSP のチーム メンバーは現場を訪問せずに問題解決を提供できます。MSP は TeamViewer の (専用のルーターを経由する) クイックサポート モジュールを構成し、アドホック サポートを提供します。専用システムを開発し、構成する必要はありません。これにより、オペレーションコストを最小化し、解決時間を短縮できます。TeamViewer で、どこからでもあらゆるデバイスに接続して、操作することができます。エンド ユーザーへ瞬時に接続し、デバイスのファイルや要素へアクセスして、ユーザー操作が必要ならステップバイステップで指示を与え、リモートから解決を提供します。
あらゆる顧客における IT資産の複雑度が増すなか、スケールアップにはリスクが伴います。TeamViewer は、顧客のあらゆるデバイス、システム、プラットフォームへアクセスし、管理、サポートできる、信頼性に優れた単一のプラットフォームを提供します。TeamViewer の条件付きアクセス機能により、企業の成長に伴う、顧客、デバイス、ユーザー、そしてサービス ポートフォリオへの使用事例の追加を容易に行えるようになります。ファイアウォールの構成を複雑化する必要はありません。
新しい高価値の顧客において、MSP はすべての通信がファイアウールで遮断され、TeamViewer 用の IP アドレス一つのみが許可されたオフライン インフラを維持できます。その顧客はあらゆる不要なトラフィックを遮断しながらも、リモート サポート ソリューションへのアクセスは維持します。TeamViewer の価値あるサービスによって高価値の顧客のオンボーディングが実現します。このオンボーディング プロセスは、合理化されており、顧客とのリレーションシップを迅速に構築することができます。
TeamViewer のWake-on-LAN 機能により、顧客企業内の監視対象外のデバイスの起動や再起動を必要に応じて行えます。これには、サーバー、周辺機器、POS 端末、産業用機器などの監視対象外のデバイスや分散したデバイスも含みます。時間外にデバイスへの接続とリモート メンテナンス、パッチの導入をおこなうことで、日常業務への影響を最小限にとどめることができます。
顧客のニーズが複雑化するなか、MSP はいかに採用スキルのギャップに対応するべきでしょうか ? TeamViewer は、人材戦略の価値向上を支援します。拡張現実 (AR) を職場に導入することを可能にし、スタッフのオンボーディングをスピード アップして、既存の従業員が新しいプロセスや技術を習得する時間をかつてより削減することができます。
リモート サポートとアクセスを次のレベルに引き上げましょう
TeamViewer の体験を強化して、デバイスの情報をより的確に把握し、IT インフラの健全性、安定性、安全性をプロアクティブに保ちましょう。コンピューター、デバイス、ソフトウェアの管理、監視、追跡、パッチ適用、保護を一元化して IT の効率性を高めます。TeamViewer Remote Management はすべてを一つのプラットフォームで実現します。
多彩な機能を搭載した TeamViewer は、企業にさらなる勢いを与えます
反応から解決まで：サービスを活性化
TeamViewer Remote は安全で、フル クロスプラットフォームのソリューションです。チーム メンバーはあらゆるデバイスからあらゆるデバイスへ、どこからでもリモート アクセスすることが可能です。フル ビデオ サポート、画面共有を搭載し、ダイナミックな支援を提供します。
技術者はリモート アクセスを使用して、問題の原因をかつてよりも素早く特定することができます。リアルタイムでユーザーに必要な指示を提供しながらも、問題を素早く確認、診断し、必要に応じて設定作業を行います。その結果は？解決の迅速化とより顧客に焦点をあてたサービス提供です。
生産性およびリソース配置の最適化
MSP として、最大の利益を確保するための秘訣は、リソースの使用を最適化することです。熟練技術者にサポート コール対応のために時間を費やさせたり、何度も同じ管理タスクを繰り返したり、といったことが無いようにします。
より適切な優先順位の決定は、MSP 向け TeamViewerRemote の主な利点の一つです。新規のサービス リクエストに対しては、最初の対応者が対象のデバイスへ接続します。そして問題の深刻度をリモートから初回時に評価することができます。これにより、専門家は情報に基づいた判断を行い問題解決を提供できるようになります。
また、TeamViewer Remote は、現場への訪問を必要とせずリモートから問題を解決する能力を高めるため、より効率的な時間とリソースの活用を可能にします。
MSP チームに、より柔軟なオペレーション モデルを提供します
物理的な介入の必要性を減らすことで、TeamViewer Remote は、新しく、より柔軟な働き方を可能にします。広範な技術スタッフをハイブリッドまたはリモートによって配備することができます。
TeamViewer のリモート コントロール性能は、技術者が遠隔地から広範な問題に対処することを可能にします。また、従業員は社内の資産だけでなく、集中管理されたデスクトップ、サーバー、ファイル、そして業務用のアプリケーションへリモート アクセスすることができます。このように柔軟性が加わることで、採用のプールを広げることができます。
TeamViewer の使命は、他人を支援できるようお手伝いすることです
TeamViewer でビジネスの広大な視野を捉え、国境を越えた共同作業を促進し、プロセスをさらに洗練させ、クライアントと顧客エンゲージメントのベンチマークを高めます。