この記事はすべてのTeamViewer (Classic)ユーザーに適用されます。
TeamViewerでは安全なソフトウェアを確実に提供することを最優先事項とし、高水準のセキュリティを目指し、最先端のテクノロジー、規律、ベストプラクティスを追求し日々安全性のより良い向上に努めております。
TeamViewerフィンガープリントを使用することでユーザーはリモート端末のIDを証明することが可能となります。
フィンガープリントは、端末の公開鍵によってローカルのTeamViewerソフトウェアで生成され、文字(小文字および大文字)、数字、および特殊文字で構成されます。
TeamViewer IDと同様に、各デバイスには固有のフィンガープリントがあり、すべてのTeamViewer ユーザーのTeamViewer IDの認証としてご利用できます。
接続時、リモート端末のフィンガープリントは、接続を確立するために相手側が使用する公開鍵からローカルに計算されます。
フィンガープリントにアクセスするには2つの方法があります。
1.リモートコントロールタブで、TeamViewer IDの横にキーアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックすると、このデバイスのフィンガープリントが表示され、それをコピーしてメールなどの別の通信チャネルを通じて接続パートナーと簡単に共有することができます。接続が確立された後に、ユーザーフレンドリーな方法でデバイスを確認することができます。
フィンガープリントは、フルバージョン、ホストモジュール、およびWindows、Mac、Linux端末のクイックサポート、およびモバイル端末で利用できます。フィンガープリントはログファイルに表示されます。
2.フィンガープリントは、ハンバーガーメニュー➔ヘルプ➔TeamViewerのバージョン情報にもあります。
フィンガープリントは、Windows、Mac、Linux端末の製品版、ホストモジュール、QuickSupportのほか、モバイル端末でも利用できます。ここでは、フィンガープリントはログファイルに表示されます。
パートナーとの接続を確立する前に、お好みの方法(チャット、メールなど)でフィンガープリントを共有します。
(TeamViewer IDなどを介して)接続を確立した後、TeamViewerツールバー ➜ 操作 ➜ 接続情報(右下の四角をクリック)を介して、パートナーが以前に提供したフィンガープリントと同一かどうかを確認できます。
フィンガープリントの認証を行わなくてもTeamViewerは安全にご利用いただけます。フィンガープリントによる認証を行うことで、例えば非常にデリケートなケース(政府で使用される際など)でリモート端末の検証の2段階確認が可能となります。
フィンガープリントを利用することにより、安全な接続だけでなく信頼レベルを上げる役割を果たし、接続が信頼できるものかを再確認するためのツールとしてご利用いただけます。