接続元端末の設定と接続先端末の設定に分けて説明します。

在宅勤務を行う場合で例えると、接続元端末は自宅の端末、接続先端末は職場の端末を指します。

Remote Accesライセンスを使用するには、接続の両側にTeamViewer (Classic)の最新バージョンをインストールする必要があります。既にTeamViewer (Classic)をインストール済みで古いバージョンがある場合は端末のTeamViewer (Classic)を更新してください。

📌注意: 既存のアカウントが既にビジネス以上のライセンスと紐づいている場合は、新規で別のアカウントを作成していただき、Remote Accesライセンスを有効化してください。またRemote Accesライセンスを複数ご購入されている場合も同じアカウントへの紐づけが出来かねてしまいます。必ず1Remote Accesライセンス=1アカウントで設定を行っていただきますようお願いいたします。

👉重要: 既に個人利用のTeamViewerアカウントをお持ちの方で、マネージメントコンソール上で企業プロファイルを作成している場合は、Remote Accesライセンスが機能しません。まず初期設定を行う前に企業プロファイルの削除を行ってください。詳細はこの記事の「アカウントから企業プロファイルを削除する方法」をご覧頂き、その後ステップ1から設定を行ってください。

この記事は、TeamViewerの最新バージョン(Classic)を使用しているTeamViewer Remote Accesライセンスのすべてのユーザーに適用されます。

有効化方法の手順

ステップ1:接続先端末の設定

接続先の端末でライセンスを有効化するには、まずこのコンピューターのTeamViewer IDを確認し、このコンピューターのTeamViewer (Classic)オプション内で簡易アクセス(無人アクセスを可能にする機能)を設定する必要があります。

1. 接続先端末のIDの確認方法

リモートコンピュータのTeamViewer IDを確認するには、TeamViewer (Classic)を開いてリモートコントロールタブをクリックします。遠隔操作を受ける許可の下に使用中のIDと表記された端末のTeamViewer IDがあります。こちらのIDは後程設定に必要となります。

2. 接続先端末で簡易アクセスを設定する方法

次に簡易アクセスを設定します。

Remote Accesライセンスを使用してコンピュータに接続できるようにするには、リモートコンピュータに無人アクセスを設定する必要があります。安全な無人アクセスのベストプラクティスをご確認くださいませ。

安全に無人アクセスを行うための設定

簡易アクセスの設定は、下記手順を参照してください。

1.リモートコンピュータでTeamViewer (Classic)を開き、簡易アクセスを許可をクリックします。

2.TeamViewerアカウントの認証情報を入力し、割り当てをクリックします。

3.以上です!簡易アクセスがリモートコンピュータで有効になりました。

👉セキュリティを強化するため、簡易アクセス許可リストの使用をお勧めします。

📌注意: 簡易アクセスの代わりに、個人的なパスワード(固定パスワード)を使用して設定をされる場合は、リモートコンピュータでTeamViewer (Classic)を開き、メニューバー(≡) その他オプション詳細詳細オプションを表示➔このコンピュータとの詳細接続設定➜個人的なパスワードより、お好きなパスワードを入力します。

📌注意: Remote Accesライセンスでは、最大3台のリモートコンピューターに接続できます。接続するすべての接続先端末に以上の設定を行ってください。(ご契約内容により台数が変わる場合がございますのであらかじめご確認くださいませ。)

ステップ2:TeamViewerアカウントを作成してライセンスの有効化

1.ライセンスのご購入に時にご登録されたメールアドレス宛てに、初期設定に必要な有効化のご案内メールをお送りしおりますので、そちらをご用意ください。

👉重要確認事項: 有効化のメールが2種類送られます。(ライセンス有効化メールとカスタマーポータルの有効化メール) 必ずライセンス有効化メールをご用意くださいませ。

2.有効にするをクリックします。アカウントのログインページにリダイレクトされます。

📌注意: Becky、サンダーバード等のメールをご利用されている方は必ずHTML表示にしてから『今すぐ有効化』をクリックしてください。設定方法はこちらをご覧くださいませ。

3.既存のTeamViewerアカウントでサインインするか、登録をクリックして新しいアカウントを作成してください。 最後に有効にするをクリックします。

📌注意: 既存のアカウントが既にBusiness 以上のライセンスと紐づいている場合はRemote Accessと併用が出来かねてしまいますので、別のメールアドレスをご利用してアカウントを新規で作成してください。

📌注意2: 新規アカウントを作成された方は、認証メールが自動送信されます。そのメールの中にアカウント有効化リンクがございますので、必ずそちらをクリックしていただき、アカウントを有効にしてから以下の作業に進んでください。

📌注意3: はじめてManagement Console 、またはTeamViewer (Classic)ソフトウェアにサインインをする場合、「コンピュータ&パートナー・エラー」が表示されます。デバイス認証のメールが自動送信されていますので、メールをご確認の上、メールの中のリンクをクリックしてください。自動的にブラウザ上にページが移動致します。最後に『デバイスの追加』をクリックして頂き、正常に追加されましたと表示されたら認証確定です。その後サインインができます。

※デバイス認証に関する詳細はこちらからご確認ください。

TeamViewerアカウントの「信頼できるデバイス」「デバイス認証」について 

4.以上で、Management Console にリダイレクトされ、ライセンスが正常に有効化されたことを確認するポップアップが表示されます。 OKをクリックします。これでアカウントとご購入頂きましたRemote Accessの紐づけ作業が完了です。

ステップ3:接続元端末のTeamViewerソフトウェアでアカウントにログイン

接続元端末のTeamViewerプログラム内でTeamViewerアカウントにログインするには、以下の手順を実行してください。(または、下記アニメーションをご参照ください。)

1.TeamViewer (Classic)を開きます。

2.アプリケーションの右上隅にある人型アイコンをクリック後、 [Sign In to TeamViewer]をクリックします。

3. TeamViewerアカウントの認証情報を入力します。

4. サインインをクリックします。

5.サインインすると、登録したアカウント名が右上の人型アイコン内に表示されます。さらにその下にRemote Accessと表示されていることをご確認ください。これはアカウントとRemote Accessライセンスの紐づけが無事に完了したことを意味します。

ステップ4:接続先端末の情報をTeamViewerアカウントに追加

1.リモートアクセスメニューをクリックします。

2.コンピューターの追加をクリックします。

3.ステップ1で控えた接続先端末のTeamViewer IDを入力します。エイリアス(表示名)をご自由に入力し、OKをクリックします。

📌注意:パスワードを入力する必要はありません。 

4.以上で完了です。接続したいコンピュータをダブルクリックするか、コンピュータを1回クリックして接続をクリックすることで遠隔操作を開始できます。

追加情報・残り何台の接続先の端末に有効化が出来るかの確認方法

こちらの作業はどの端末からも行って頂けます。

  1. Management Console へ移動します。
  2. 右上のユーザー名をクリックします。
  3. プロファイルの編集をクリックします。
  4. 全般タブのライセンスで使用中のエンドポイントの台数を確認できます。

どの端末に登録がされているかは、マネージメントコンソール上で確認が出来かねてしまいます。ソフトウェア上のコンピュータ&パートナーでひとつひとつご確認して頂く必要がございます。

追加情報・エンドポイント(接続先の端末)を無効化する方法

1.TeamViewer (Classic)ソフトウェアで、リモートアクセスをクリックします。

2. 非有効化する端末を選択します。

3. 3つの白い点をクリックします。

4. ライセンスが有効化された端末から削除をクリックします。

-----------> ここから下は有効化前に行う作業です <-----------

個人利用のアカウントをお持ちで、企業プロファイルをマネージメントコンソール上で作成している方は、必ず以下の作業を行ってから、上記の有効化設定を行ってください。企業プロファイルが作成されたまま、有効化されてしまうとライセンスが反映されない為、ご注意くださいませ。

アカウントから企業プロファイルを削除する方法

※こちらの作業は企業プロファイルを作成した場合のみ必要となります。企業プロファイルを作成されていない場合はステップ1から設定を始めてください。

企業プロファイルを作成しているか確認する方法

マネージメントコンソールのユーザー管理タブをクリックし、以下の画面が表示されている場合は、企業プロファイルが作成されていますので必ず削除をお願いいたします。

企業プロファイルはひとつのライセンスを複数ユーザーで使用し、有効化及びユーザー管理を行うために必要となります。Remote Access ライセンスは個人(1名様のみ)でご利用するためにデザインがされているため、企業プロファイルが作成されている状態で有効化をしてしまいますと、有料版として使用できなくなってしまいます。

必ずRemote Access ライセンスを有効化される前に企業プロファイルを削除してください。企業プロファイルがある状態で、有効化作業をしてしまいますとRemote Access ではなく無料と表示されます。

企業プロファイルの削除方法

1.Management Console からアカウントにログインし、ユーザー管理をクリックします。

2.ユーザー名にカーソルを移動し、歯車をクリックしてユーザーの削除をクリックします。

3. ウィンドウの下部にあるチェックボックスをクリックして、ユーザーの削除を選択します。

4. 1~3の作業をすべてのユーザーが消えるまで行ってください。(ご本人のアカウントも含みます。)

企業プロファイルが期限切れと表示される場合

1. ユーザー管理メニューに企業プロファイルの試用期間終了等と表示される場合は、マネージメントコンソールの右上隅にあるプロファイルをクリックし、(企業プロファイル名)の管理をクリックしてください。

2.全般タブより画面に下に表示される会社の削除をクリックします。

3.ウィンドウの下部にあるチェックボックスにチェックを入れ、会社を削除を選択します。

4. 以上で、自動的にログアウトされます。この後Remote Access ライセンスの有効化作業が可能となります。

以上です。

有効化方法にご不明点がある場合またご意見がございましたらこちらのよくあるご質問をご覧くださいませ。