Fedora 28までは、TeamViewer (Classic)はオペレーティングシステムの特別な設定なしで接続を実現することが可能でした。 Fedora 29以降では、FedoraプロジェクトがTeamViewer (Classic)アプリケーションに影響するdbus実装を変更したため以下の対応方法が必要となります。
💡ヒント: この問題を解決するには、TeamViewer (Classic) 15.4 以降にアップデートしてください。
この記事は、Fedora 29以降の古いバージョンのTeamViewer (Classic)(15.3まで)をご利用のTeamViewer (Classic)ユーザーに適用されます。
着信接続がTeamViewerフルバージョンにて出来なくなる問題が発生しております。
接続のイニシエーターには、次のエラーが表示されます。
この問題の原因は、dbus-brokerのアクティブなサービスです。
こちらの原因は次のコマンドで把握できます。
systemctl status dbus.service
Fedoraはデフォルトのdbus設定のみを変更したため、システム上の他のアプリケーションやサービスに問題を引き起こすことなく、元に戻す設定が可能です。
管理者として次のコマンドを実行します。
systemctl disable dbus-broker.service systemctl --global disable dbus-broker.service systemctl enable dbus-daemon.service systemctl --global enable dbus-daemon.service #Now reboot the system so that the settings are getting reloaded reboot