TeamViewer Hostを使用すると、Android端末に無人で遠隔操作ができます。接続を受ける側が許可ボタンをクリックする必要なくAndroid端末に無人で遠隔操作ができます。

Androidエンタープライズと一緒にMDMサービスを使用して、TeamViewer HostアプリをAndroidデバイスに展開し、それらをTeamViewerアカウントに割り当てることができます。使用する MDM サービスは、AppConfig でサポートされている必要があります。例としては、IBM MaaS360、InTune、BlackBerry BES12、MobileIron、VMware AirWatchなどがあります。

この記事は、CorporateまたはTensorライセンスをお持ちのすべてのTeamViewerのお客様に適用されます。

条件

  • MDMプロバイダがAndroid エンタープライズとリンクしていること
  • TeamViewer Host App が Android エンタープライズPlay Storeで有効になっていること
  • カスタム Android Host モジュールの Configration-ID (https://login.teamviewer.com/nav/deploy で作成できます)

 以下、AirWatchを例に、TeamViewerでの設定を説明します。

Android用のTeamViewer Hostアプリを展開する方法

TeamViewer Hostアプリをデバイスに展開するには、以下の手順に従います:

  1. AirWatchコンソールを開きます。
  2. Apps & Books ➜ Public ➜ Add ApplicationでTeamViewer Host Appを開きます。
  3. Platform ➜ Android、Sourc ➜ Play からのインポートを選択します。次へをクリックします。
  4. 割り当てタブでSmart Groupを選択します。
  5. 展開タブを選択します。
  6. アプリケーション構成を送信するを有効にします。
  7. Application Configurationの下に新しいConfiguration IDを追加します。
    • 構成キー = ConfigurationID
    • 構成値 = <Androidホストモジュールの構成ID>。
    • 値の種類 = 文字列
  • 保存&公開をクリックします。

Android 用TeamViewer Host が割り当てられたデバイスに展開されます。その後、ワンクリックでTeamViewerアカウントからデバイスに接続することができます。