2025/05/20

TeamViewer、エンドポイント管理、リモート接続、AI、DEXを統合した 初のデジタル・ワークプレイス・プラットフォームTeamViewer ONEを発表

 あらゆる規模の組織や業界のIT課題の迅速な解決、サポートの簡素化を実現し シームレスに接続された生産性の高い作業環境の作りを支援

【2025年5月20日】 デジタル・ワークプレイス・ソリューションのグローバルリーダーであるTeamViewer(チームビューワー)は、先進的なAI機能を搭載した統合デジタル・ワークプレイス管理プラットフォーム「TeamViewer ONE」を発表しました。本プラットフォームは、ダウンタイムの削減、ITサポートの最適化、従業員のデジタル体験(DEX)の大幅な向上を支援します。

 昨今、分断されたITツールを寄せ集めて管理することは、複雑性の増加、コスト上昇や業務の非効率化を招き、組織にとって大きな課題となっています。このような状況を背景に、多くのIT責任者が業務の効率化と負担軽減を図るため、ベンダーの統合を優先事項として模索しています。オンラインメディア「CIO」が最近実施した調査によると、IT担当幹部の95%が今後1年以内にベンダーを統合する計画を立てており、そのうち80%がポイントソリューションの削減が必要と考えています。このような大きな変化は、IT運用を簡素化しながら、パフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティを向上させる統合プラットフォームへの需要の高まりにも通じています。

これらの需要に応えるため開発された「TeamViewer ONE」は、リアルタイムのデバイス監視、高度な自動化、安全なリモート接続、そして状況に応じた診断をすべてひとつのスケーラブルなソリューションに集約した、初の統合デジタル・ワークプレイス・プラットフォームとなります。従来のITエンドポイントから多様なコネクテッド・デバイスや運用技術デバイスに至るまで、あらゆる規模の組織がツールの乱立を減らしながら、業務を効率化し、分散した労働環境において一貫して優れたDEXを提供できるよう支援します。

 TeamViewerの最高商務責任者であるマーク・バンフィールド(Mark Banfield)は次のように述べています。「デジタル・ワークプレイスはもはや未来の話ではなく、今ではすべての企業にとって当たり前の存在となっています。現在、ほぼすべての職場がデジタル化されており、企業はオフィス、自宅、工場現場、あるいは外回りの現場など、場所を問わず従業員に対してITサポートを提供する必要があります。ツールやテクノロジ

ーの急増に伴い、 ITチームやエンドユーザーの負担も増大しています。『TeamViewer ONE』 は、このような課題を解決するための統合プラットフォームであり、ビジネスを始めたばかりの企業から、世界中で数千のエンドポイントを管理している企業まで、現在のニーズに応えるだけでなく、将来的な変化にも柔軟に対応します。」

「TeamViewer ONE」は、遠隔監視および管理(RMM)、リモート接続、DEX、そしてAIを活用した機能を統合する包括的なソリューションです。これらすべての機能を単一のライセンスで利用することができ、大企業から中小企業まで、あらゆる規模の組織に対してシームレスな体験を提供する唯一のプラットフォームとなっています。

  • TeamViewer RMM: 組み込みのエンドポイントセキュリティ、モバイルデバイス管理(MDM)、およびパッチ管理により、プロアクティブなデバイス監視と管理を可能にします。これにより、IT チームは潜在的な問題を未然に防ぎ、業務の中断を最小限に抑えつつ、従業員が使用するすべてのデバイスのコンプライアンスを確保できます。
  • TeamViewer Intelligence: Copilot のような AI 主導のサポートツールは、リアルタイムでの診断や状況に応じたトラブルシューティングを提案し、Session Insights は、自動生成される体系的なレポートを通じて IT チームによる傾向分析やパフォーマンスの向上を支援します。
  • TeamViewer Remote Connectivity: 安全性および信頼性が高い業界トップクラスのリモート接続および制御機能により、ITチームは場所を問わず、分散した従業員やデバイスに対してシームレスなサポートを提供できます。
  • TeamViewer DEX: DEXを監視・改善するために設計され、エンドポイントの状態、パフォーマンスの傾向、ユーザーに影響する問題をリアルタイムで可視化できるため、ITチームは生産性を高め、ダウンタイムを削減しながら、従業員の長期的なエンゲージメント向上に向けた対応を優先することができます。なお、この機能は、Gartner® Magic Quadrant™ において「リーダー」として評価を獲得しています。なお、新たに発表された「TeamViewer DEX Essentials」により、大企業に限らず中小企業にも本機能を提供できるようになりました。「TeamViewer DEX」および、「TeamViewer DEX Essentials」は「TeamViewer ONE」の一部として、「TeamViewer Remote」や「TeamViewer Tensor」のアドオンとして利用可能です。

TeamViewerの最高製品・技術責任者であるメイ・デント(Mei Dent)は次のように述べています。「昨今、企業が従業員体験やITの健全性を把握できていない状態があるとすれば、それは致命的と言えます。分散した技術を統一すること、セキュリティの強化、進化するコンプライアンス基準への対応が求められる中、『TeamViewer ONE』 は、インテリジェンス、自動化、可視性をひとつのプラットフォームに統合し、分散したツールからAIを活用したシームレスな環境への移行を可能にします。これにより、ITチームは繰り返しのタスクや手作業によるトラブル対応から解放され、よりビジネス価値の高い業務に注力できるようになります。」

これらの機能を組み合わせることで、組織はより一貫した、効率的で生産性の高い環境を構築でき、従業員は業務を妨げられることなく、常にサポートを得られる環境で働くことができます。「TeamViewer ONE」 は、今日のハイブリッドな働き方に対応するため、すべての機能をシングルエージェントライセンスで提供する、ビジネスおよびエンタープライズ向けの専用パッケージとして展開されています。詳細はTeamViewer ONEをご参照ください。

TeamViewer (チームビューワー)について

チームビューワーはリモート接続プラットフォームのグローバルリーダーとして、デジタル化を推進するあらゆる規模の企業を支援しています。リモート接続ソリューションである『TeamViewer』は、PC、モバイル端末、工場の機械やロボットなどのデバイスと人、そして場所や時間を問わず世界のユーザーとの接続を可能にし、セキュリティの高いリモートアクセス、サポート、コントロール、コラボレーション機能がいかなるオンライン上のエンドポイントでも利用可能です。個人向けには無償で提供しており、現在の登録者は約64万人。法人は中小企業から大企業まで多様な業種で利用されています。チームビューワーはデバイスの分散化、自動化、ニューノーマルといった環境の変化に柔軟に対応しながらAR、IoT、AIの分野でのDXやイノベーションを主導しています。会社設立以来、『TeamViewer』がダウンロードされているデバイスは現在25億台に達しています。会社設立は2005年。本社はドイツのゲッピンゲン、従業員は全世界で約1,800人以上。2024年度の売上高は約6億7,100万ユーロである。TeamViewer SE(TMV)はフランクフルト証券取引所に上場しており、MADAX株式指数構成銘柄となっています。TeamViewerジャパン株式会社はTeamViewerの日本法人として2018年に設立されました。日本法人のウェブサイトはwww.teamviewer.com.

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