ユーザーの行動を監査することで、リスクを検出するほか、データセキュリティ要件に準拠し、サポートサービスを向上させることができます。すべてのユーザーの行動を記録し、リモートセッションを記録し、ユーザーポリシーを設定することで、誰がいつ、何を、どのくらいの時間行っているのかを完全に監査し、可視化することができます。
TeamViewer Tensor (Classic)を使用することで、セキュリティプロトコルや内部要件に準拠していることを保証し、セキュリティリスクがビジネスに影響を与える前に検出することができます。内蔵のレポートログは、すべてのリモートセッションの活動と管理コンソールのアクションを把握します:すべての着信および発信接続について、誰が、いつ、どのくらいの時間、何をしたかを示します。
セキュリティ上、これらの監査ログは、適切なユーザー権限を持つ指定されたIT管理者のみが閲覧できることが重要です。
この記事は、エンタープライズ / Tensor プランを所有しているTeamViewerユーザーに向けたご案内です。また、TeamViewerバージョン14.1をWindows、Mac、およびLinuxにてご利用されている事が条件となります。
データの収集と使用について社内で一般的な同意を得なければならないため、デフォルトではイベントログは会社に対して有効化されていません。またイベントログ記録の有効化は会社の管理者のみ実行可能であることにご注意くださいませ。
イベント ログを有効にするには、次の手順に従ってください。
最後に保存をクリックすることで、企業プロファイルに属するすべてのユーザーのアクティビティがイベントログに記録されます。
Management Consoleで、会社の管理者は、イベント ログ権限がオンになっている権限を作成することで、イベント ログ ダイアログ ページへのアクセスを許可することができます。
💡ヒント: ユーザー 権限の作成と管理の詳細については、次の記事をご覧ください。
会社のイベントログにアクセスできる場合は、Management Consoleの左側のナビゲーションパネルでイベントログに移動します。
会社でイベントログが有効になっている場合は、次の画面が表示されます。
与えられたフィルターの可能性を使用して、特定のイベントの検索を開始できるようになりました。
個々のイベントをクリックして、各イベントの詳細を表示できるようになりました。
着信接続ログを使用すると、エンド ユーザーのデバイスへの接続中に発生したことを監査できます。
監査能力によって記録された着信接続は、イベントログで作成者としてTeamViewer ID を持つエントリを検索することで見つけることができます。
また、ファイル転送も着信接続のログに記録されます。
会社のイベントログにアクセスできる場合は、Management Consoleの左側のナビゲーションパネルでイベントログに移動します。
イベントをダウンロードするにはフィルタを適用し、その後 "イベントをダウンロード"をクリックしてください。フィルタ処理されたイベントを含むCSVファイルを受け取ります。
ダウンロードされたすべてのイベントの概要を把握するために、CSVファイルをExcelにインポートすることをお勧めします。
CSVファイルには、記録されたイベントに関する詳細を提供する複数の列が含まれています。以下の列があります。
リモートコントロールセッション中のイベントデータは、イベントログを有効にした企業のメンバーとして登録されているユーザーからのみ収集されます。
以下はユーザー1とユーザー2を用いた例です:
すべてのイベントデータは、TeamViewerサーバー(フランクフルトにあります)に1年間記録されます。この保持期間は変更できません。 1年後、すべてのデータが自動的かつ完全に削除されます。
これは、TeamViewerはイベントのリストです。