この機能は Frontline Command Center 3.0.11 で導入され、次の利点があります。

  • 構成の手間を軽減
  • 設定ミスの問題を削減

コンポーネントを同じように動作させるには、  [Use (component-)shared ] 設定を有効にする必要があります。コンポーネントの動作を変えるには、[ Use (component-)local ] 設定を有効にします。

次の例は、アンケートコンポーネントに基づいています。

プロパティを共有として定義する

特定のプロパティを共有するには、そのプロパティに、 idsharedinherit

手記: 共有プロパティ ID は一意である必要があります。同じ ID が複数回使用された場合、後で定義されるプロパティは前のプロパティを上書きしません。

結果

config.jsonファイルに上記の変更を適用すると、追加のオプションが使用可能になります。

さらに、プロパティは [共有プロパティ] タブで使用可能になります。

コントロール

[グローブ/ホーム] ボタンをクリックして、適用する設定を変更します。

ドキュメント

    "shared":true、
    "inherit":true、
    "id": "unique_shared_variable_id"、
  • shared - プロパティを共有として定義します。
  • inherit - グローバル設定を適用するかどうかを定義します。
  • id - 共有プロパティの識別と参照に使用される一意の ID を定義します。

一意のプロパティ ID は、プロパティ パス全体に名前を付けずに、ワークフロー内で直接使用できます。

<ui_element name="YOUR_UI_ELEMENT">
    <param name="visibility"><![CDATA[§{#if shared_show_icon}§Visible§{else}§Gone§{/if}§]]></param>
</ui_element><!--
vs.-->
<ui_element name="YOUR_UI_ELEMENT">
    <param name="visibility"><![CDATA[§{#if Configuration.layout.value.show_icon.value}§Visible§{else}§Gone§{/if}§]]></param>
</ui_element>