macOS上でTeamViewer Backupを適切に使用するには、バックアップを機能させるために各デバイスで「フルディスクアクセス」を許可する必要があります。
macOS 10.14 (Mojave)から、Appleは、第3者のアプリケーションが許可なく個人データにアクセスするのを防ぐために、新しいプライバシーコントロールを導入しました。
プライバシーコントロールのデフォルト設定はブロックであり、アプリケーションが保護されたプライベートデータへのアクセスを必要とする場合(例えば、クラウドにファイルをバックアップする際のTeamViewer Backup)、最初にフルディスクアクセスを許可する必要があります。
新しく配置したmacOSエンドポイントに、TeamViewer Backupのフルディスクアクセスを手動で許可します。以下の番号の手順に従ってください:
- ドックのシステム環境設定アイコンを開きます。
- セキュリティとプライバシーアイコンをクリックすると、新しいメニューが表示されます。
- プライバシータブ(右上のタブ)をクリックします。
- 下にスクロールしてフルディスクアクセスを見つけ、選択します。
- ウィンドウの左下にあるロックアイコンをクリックし、プライバシーを変更します。
- セキュリティとプライバシーの変更を許可するために、ログインパスワードを入力するよう求められます。
- ロック解除をクリックします。
- TeamViewer Backup アプリの[Empty]チェックボックスをオンにします。
- ウィンドウの左下隅にあるロックアイコンをクリックして、プライバシーの変更 を保存します。
- TeamViewer Backupプロセス(デーモン)が再起動されるか、デバイスが再起動され た後に反映されます。
TeamViewer Backupアプリのプロセス(デーモン)を再起動します。
ターミナルコマンドを使用します: sudo killall teamviewer_backupd と、実行中かどうかを確認する2番目のコマンドを使用します: sudo launchctl list | grep teamviewer_backupd
または、エンドユーザーは以下の手順を実行することもできます:
- Spotlight検索(Command+Spaceバー)からアクティビティ・モニター・ウィンドウを開きます。
- アクティビティモニタウィンドウの右上にある検索バーに「backup」と入力します。
- プロセス名"teamviewer_backupd" を選択します
- アクティビティモニタウィンドウの左上にあるXボタンをクリックします。または、プロセス名をダブルクリックすると、オプションウィンドウが開き、「終了」コマンドを使用することができます。
- teamviewer_backupdプロセスを終了すると、自動的に再起動され、フルディスクアクセスの設定が有効になります。