TeamViewer (Classic) WebClient を使用すると、ブラウザからコンピュータ&パートナーリストに保存されているアカウント情報またはデバイス情報、およびセッションコードやTeamViewer IDでTeamViewerの発信接続を開始できます。

簡易アクセスや、保存されたパスワードによる無人デバイスへの接続もWebClient でサポートされています。

この記事は、TeamViewerリモートアクセス、プレミアム、コーポレート、テンサーライセンス・サブスクリプションプランをご使用されているお客様に適用されます。

互換性

TeamViewer (Classic) WebClientは、次のブラウザからの発信接続に機能します。

  • Google Chrome
  • Firefox*
  • Opera
  • Windows Edge
  • Safari (15以降)**

Windows、macOS、およびLinuxで実行されているTeamViewerフルバージョン、ホスト、およびQuickSupportへの接続、また、モバイルデバイスへの接続が可能です。

さらに、Management Consoleからセッションコードを利用した接続も可能です。

🚨* TWebClientは、現在Firefox 96で動作しません。

🚨** Safari で WebClientを有効にするには、以下の手順に従ってください。

SafariでWebClientを有効にする方法

📌注意: この手順は、Safari 15.1 ユーザーにのみ適用されます。Safari 15.2以上のユーザーは、この章を無視して直接次の章(WebClientの使用方法)に進むことができます。

  1. ターミナルアプリケーションを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します: launchctl setenv __XPC_JSC_useSharedArrayBuffer 1
  3. Safariを終了します。 (左上のメニュー ➜ Safari ➜ Safariを終了)
  4. Safariを再起動します。

📌注意: これらの手順は、Safari または Mac を再起動するたびに実行する必要があります。

WebClientの使用方法

TeamViewer (Classic) WebClientから接続するには、以下の手順をご確認くださいませ。

  1. ライセンスが紐づいているTeamViewerアカウントでManagement Console にログインします。
  2. グループ内から接続するアカウントまたはデバイスに移動し、接続をクリックします。
  3. ポップアップが表示され、希望する接続方法を選択できます。 WebClientを使用するには、WebClientを選択し、接続をクリックしてください。
  4. WebClientの新しいタブが開きます。続行するには、パートナーに接続をクリックしてください。このタブではIDを変更して別のデバイスに接続できます。
  5. 次のダイアログで、リモートデバイスのパスワードを入力し(簡易アクセス が有効化されていない場合のみ)、ログオンをクリックします。
  6. 接続は同じタブで開きます。 これで、リモート デバイスに接続されました。

💡ヒントこの選択を記憶するにチェックマークを付けると、この接続方法を優先接続方法として保存できます。この設定は、プロファイル設定でいつでも元に戻すことができます。設定を行うには、マネージメントコンソールに接続し、プロファイル名プロファイルの編集ブラウザ設定をクリックして、削除をクリックしてください。

機能の詳細については、次の記事を確認してください。

TeamViewer (Classic)リモートセッションツールバーについて - TeamViewer (Classic) Support

macOSから接続している場合は、次の記事を参照してください。

TeamViewer (Classic)リモートセッションツールバーについて(Mac) - TeamViewer (Classic) Support

 

セッション中の機能

  • セッションの終了とリモートコンピュータのロック
  • コンピュータのロック 
    • 今すぐロック
    • セッション終了時のロック
    • リモートコンピュータでサインアウト 
  • リモートでの再起動
    • 再起動
    • セーフモードでの再起動
  • VoIP (Windows、macOS、Linux、iOSへの接続用)
  • 表示: スケーリング、画質、モニター切り替え、パフォーマンス(リモートカーソル(WIP)の表示を除く)
  • ブラックスクリーン&リモート入力の無効化 
  • Ctrl+Alt+Delの送信
  • フィードバック 

クリップボード機能

プレーンテキストをコピーして、WebClientとの間で貼り付けることができます。詳細は以下をご覧ください。

  • 右クリックのコピーアンドペーストは、すべてのプラットフォーム/ OSおよびサポートされているすべてのブラウザで機能します。
  • OSとデスクトップクライアントがWindowsの場合、キーボードショートカット(Ctrl + C – Ctrl + V)が機能します。他のOSおよびデスクトッププラットフォームでは、キーボードショートカットはまだ機能していません。

Firefox

Fireboxブラウザでこの機能を有効にするには、詳細設定でクリップボードイベントを有効にしてください。

方法は次のとおりです。

  1. URLアドレスにabout:configと入力し、Enterキーを押します。
  2. フィルター入力に、クリップボードという単語を入力します
  3. 下のスクリーンショットに示すように、設定dom.events.testing.asyncClipboard を見つけて、trueに変更します。