TeamViewer APIを使用すると、CRM、チケットシステム、ヘルプデスクソリューション、ウェブアプリケーションなどの他のシステムにTeamViewerの機能を統合できます。

この記事は、Business, Premium, Corporate  またはTensorライセンスをお持ちのすべてのお客様に該当する内容です。

API機能

APIはRESTfulであり、認証にはOAuth 2.0、データ通信にはJSONを使用します。APIは以下の機能を提供します: 

  • ユーザー管理 
  • 接続レポート 
  • サービスケースによるリモートコントロールセッション 
  • オンラインミーティング 
  • コンピュータ & パートナーリスト 

詳細とサンプルスクリプトについては、当社のウェブサイト でご確認いただけます: 

https://dl.teamviewer.com/integrate/TeamViewer_API_Documentation.pdf

ここでは、作業環境を統合するための、設定済みのTeamViewer統合機能については、こちらからご確認いただけます。

TeamViewer API機能の使用方法

TeamViewer APIの使用には、正式なライセンスの保持と技術的要件の達成が必要です。

技術的要件

TeamViewer APIは、TeamViewer Management Consoleからご利用いただけます。このため、APIの使用にはTeamViewer アカウントが必要です。アカウントは、使用可能な統合/アプリケーションの使用と独自の統合機能の開発の両方に必要です。

ライセンス

ライセンスごとに使用できる機能の概要は以下の通りです。概要には、さまざまなTeamViewerライセンスごとに呼び出すことのできるAPI関数がまとめられています。これは、APIを使用して開発された統合/アプリケーションの使用を参照するだけです。統合を使用するには、バージョン11 (以降) のTeamViewerライセンスが必要です。

API機能 Business Premium Coporate

Session management:

TeamViewerサービスキューの機能を使用します。例: CRMシステム内からリモートコントロールセッションを確立することが可能です。

Online Meeting:

オンラインミーティングにTeamViewerの機能を使用します。例:ご自身のカレンダーアプリケーション内でミーティングをスケジュールすることができます。

User management:

企業プロフィールのユーザーを管理します。たとえば、TeamViewer Management ConsoleでActive Directoryからユーザーを同期します。

Reporting:

TeamViewer Management Consoleから接続レポートを柔軟に管理できます。たとえば、レポートを自動的にExcelにエクスポートできます。

Group management:

コンピュータ&コンタクトリストからグループを管理できます。例えば、リストに新しいグループを追加します。

Computers & Contacts:

コンピュータ&パートナー]リストの機能を使用します。たとえば、CRMのパートナーがTeamViewerでオンラインになっているかどうかを確認し、接続要求を送信します。

* TeamViewerライセンスバージョン 11(以降) が必要です。

📌注意: TeamViewer APIを使用するアプリケーション開発にライセンスは必要ありません。